「元エンゼルス」が続々と大型契約 戦力外から大復活も…“大人気”の理由とは?

年々価値を上げるヒーニー、キンタナは人間性の良さを評価する声も

 今季は故障離脱もあり16試合の登板で4勝4敗、防御率3.10だったが、ドジャースの見通し通り、72回2/3イニングで110奪三振と才能の片鱗を見せた。今オフに再び争奪戦となり、2年2500万ドル(約34億1000万円)でレンジャーズと契約した。エンゼルスを退団してから、自身の価値を上げ続けている代表格と言える。

 キンタナは、2021年にエンゼルスと1年800万ドル(約10億9000万円)で契約。しかし、24試合の登板で0勝3敗、防御率6.75と期待を裏切り、DFAを経てジャイアンツに移籍していた。今季はパイレーツとカージナルスの2球団で計32試合に先発して6勝7敗、防御率2.93と復活。メッツとの2年2600万ドル(約35億5000万円)の契約にサインした。米メディアからは、人間性の良さを評価する声も聞こえてくる。

 今季は、他にもマーティン・マルドナード(アストロズ)、アルバート・プホルス(カージナルス)、ブランドン・マーシュとノア・シンダーガード(ともにフィリーズ)、ライセル・イグレシアス(ブレーブス)などエンゼルスからトレードまたはDFAとなった選手の活躍が目立った。大谷翔平投手の“元同僚”たちのその後にも、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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