日本ハム、鷹の人的補償は“宝の山” 地元出身の逸材、かつてのドラ1も漏れる?

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

ソフトバンクのプロテクト28人から“漏れる”選手を大胆予想

 ソフトバンクは12日、日本ハムから海外FAを宣言していた近藤健介外野手の入団を発表した。新庄剛志監督が2年目を迎える日本ハムも引き止めに向けて動いていたが、かなわなかった。今後注目を集めるのが、ソフトバンクからの補償だ。近藤はAランクの選手とみられ、日本ハムは望めば人的補償を獲得できる。

 ソフトバンクがプロテクトできるのは、今秋のドラフトで指名した選手と外国人選手を除いた支配下選手の中から28人。過去10年間でBクラスが2回だけと競合であり続けたチームからは、まだまだ使える選手がプロテクトから漏れそうだ。

 今季、9年ぶりの最下位に終わった日本ハムは、チーム総得点も463でリーグ最下位。トップのソフトバンクには92点差をつけられた。投手もチーム防御率3.46はリーグ5位で、投打にわたる戦力不足が目立った。さらに先発の防御率3.26はリーグ3位。一方でリリーフの3.83は最下位と、大きな偏りが見られる。

 Full-Count編集部では、ソフトバンクがプロテクトする28選手を大胆予想した。2019年には12勝、2020年には23ホールドをマークし、先発とリリーフ両面での実績がある高橋礼投手が漏れそうだ。また、能力開花に期待するのなら、日本ハムもかつてドラフト1位で入札し、抽選で外している高橋純平投手や、田中正義投手にも注目が集まりそうだ。

過去の選択は圧倒的に「金銭補償」だったが…

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