西武、オリックスから張奕の獲得発表 FA森友哉の人的補償「ただただびっくり」
西武は平良の先発転向で手薄になった救援陣を強化
西武は15日、国内フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した森友哉捕手の人的補償として、張奕投手を獲得すると発表した。
台湾出身で28歳の張奕は、2016年育成選手ドラフト1位で外野手として入団。2019年から投手登録となり、同年支配下登録をつかんでプロ初勝利も挙げた。今季は15試合登板で防御率2.38だった。
西武は今季64試合に登板して34ホールドをあげた平良海馬投手が来季から先発に転向することが決まっており、手薄となる救援陣の強化を図った形となった。
オリックスが発表した張奕のコメントは以下の通り。
「今回の話を聞いた時は、ただただびっくりしたというのが、素直な気持ちです。オリックスに入団してから約6年間、いろいろな方々にお世話になりましたし、選手、スタッフ、そしてファンのみなさんには感謝の気持ちしかありません。ファンのみなさんの温かい応援が本当に自分の力になっていたので、新天地でも応援していただけたら、うれしいです。自分を選んでいただいたライオンズで活躍することが恩返しになると思いますので、これからも全力投球で頑張ります」
(Full-Count編集部)