阪神新助っ人は「偽ゲレーロJr.」、戦力外右腕が“三刀流”に挑戦 15日の去就

阪神入団が発表されたヨハン・ミエセス(左)と日本ハム、オリックスでプレーした中村勝【写真:Getty Images、宮脇広久】
阪神入団が発表されたヨハン・ミエセス(左)と日本ハム、オリックスでプレーした中村勝【写真:Getty Images、宮脇広久】

阪神がミエセスと契約、中村勝は北海道独立・士別の監督兼GM兼投手に就任

 阪神は15日、ヨハン・ミエセス外野手と来季の選手契約を締結したと発表した。また、独立リーグ・北海道フロンティアリーグ(HFL)の士別サムライブレイズは日本ハム、オリックスでプレーした中村勝投手が監督兼GM兼投手に就任することを発表した。

 ドミニカ共和国出身で27歳のミエセスは、身長185センチ&体重120キロの体格を誇る。昨夏の五輪はドミニカ共和国代表として出場し、横浜スタジアムで本塁打を放つなど銅メダルを獲得に貢献した。特徴的なドレッドヘアと打撃スタイルから、ネット上では「偽ゲレーロJr.」とあだ名がつけられていた。背番号は「55」に決まった。

 高校時代に「埼玉のダルビッシュ」と称された中村は2009年ドラフト1位で日本ハムに入団し、2014年には8勝をマーク。2017年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、翌2018年に復帰したものの、2019年限りで戦力外となった。2020年は豪州、2021年はメキシカンリーグに挑戦。今年2月にテスト生としてオリックスのキャンプに参加し、育成契約をつかみ取っていたが、今オフに戦力外通告を受けた。今季は3試合に登板して0勝1敗、防御率8.53だった。

(Full-Count編集部)

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