69億円見込みが124億円「誰も予想していなかった」 吉田正尚の“2倍増”評価にNY紙驚愕

レッドソックスへの入団会見に臨んだ吉田正尚(左)【写真:Getty Images】
レッドソックスへの入団会見に臨んだ吉田正尚(左)【写真:Getty Images】

Rソックス吉田はドジャース、Bジェイズも最終候補だった「多くは69億円選手だと見ていた」

 レッドソックスは15日(日本時間16日)、吉田正尚外野手と5年契約を結んだと発表した。5年間で9000万ドル(約123億9000万円)の契約で、オリックスへの譲渡金は1537万5000ドル(約21億1700万円)。背番号は今季オリックスで付けていたものと同じ「7」になった。米ニューヨーク・ポスト紙は今オフの“勝者”を特集。鳴り物入りでレッドソックス入りした日本人打者が取り上げられた。

 今オフのFA市場では吉田の評価は決して高くなかった。同紙は「傑出した打者だが守備は並以下のヨシダが9000万ドルの契約を結ぶとは誰も予想していなかった」と評価。日本から移籍した野手ではカブス・鈴木誠也外野手を上回る歴代最高額だ。レッドソックス以外ではドジャース、ブルージェイズが最終候補に挙がっていたという。「多くはヨシダを5000万ドル選手(約69億円)だと見ていて、去年、セイヤ・スズキがカブスからもらった8500万ドル(約117億円)を上回るとは思われていなかった」。交渉解禁初日のスピード決着はもちろん、契約の規模も驚きだったようだ。

 FAの目玉だったアーロン・ジャッジ外野手はヤンキースと再契約。同紙は“オフの勝者”に「パドレスとパドレスファン」「ザンダー・ボガーツ」を挙げた。11年2億8000万ドル(約392億円)の長期契約を手にしたボガーツについては、「誰も予想していなかった。きっとレッドソックスが一番意外に思っただろう」と報じている。

(Full-Count編集部)

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