46歳から50歳まで毎年14億円 通算114勝左腕の“不良債権”は「酷く長すぎる契約」

レッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】
レッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】

通算114勝左腕セールは2035年から39年まで毎年14億円を受ける契約

 レッドソックスのクリス・セール投手の巨額な“退職金”が話題となっている。今季は8月6日に起こしたバイク事故の影響でシーズン勝ち星なし。2012年から7年連続で2桁勝利を挙げてきた左腕だが、左肘のトミー・ジョン手術を受けた2020年以降は不本意なシーズンを送っている。

 通算114勝を誇るセールは2016年オフにホワイトソックスからトレードでレッドソックス入り。2019年3月に2020年から5年総額1億4500万ドル(当時160億円)で契約延長した。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」によると、その大型契約を結んだ際に2035年から2039年まで1000万ドル(約13億6700万円)の支払いを受ける契約となっているという。

 5年契約を結んだ当時はメジャー屈指の好投手として活躍していたが、ここ最近は相次ぐ故障に泣かされている。「インフレだからこの金額は大した額にならないというのは朗報」「痛いね」「これもまた、酷くて長すぎるMLB契約の良い例」「彼は2039年には50歳になる……その5年間で1度も投げないでしょ」「ドンブロウスキー(編成本部長)さん、ありがとう」「どういうこと?」「これを、宝くじに当たったと呼ぶ」。引退後に受けるであろう大金にファンから羨む声が相次いでいる。

(Full-Count編集部)

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