大型遊撃手へ7年242億円の巨額投資 鈴木誠也のカブスが「勝ちにいっている」

カブスとの契約が報じられたダンスビー・スワンソン【写真:ロイター】
カブスとの契約が報じられたダンスビー・スワンソン【写真:ロイター】

スワンソンは7年242億円でカブスと合意、球団史上2番目のFA大型契約

 鈴木誠也外野手が所属するカブスはブレーブスからFAとなっていたダンスビー・スワンソン内野手と7年1億7700万ドル(約242億円)で合意した。全球団へのトレード拒否権がつき、球団ではジェイソン・ヘイワードの8年1億8400万ドル(約252億円)に次いで史上2番目のFA大型契約。MLB公式サイトが伝えた。

 28歳のスワンソンは2015年ドラフト1巡目(全体1位)でダイヤモンドバックス入り。2016年にブレーブスでデビューし、2017年から遊撃のレギュラーに定着した。今季は全162試合出場して打率.277、25本塁打、96打点、18盗塁をマーク。カルロス・コレア(ジャイアンツ)、トレイ・ターナー(フィリーズ)、ザンダー・ボガーツ(パドレス)と共にFA遊撃手の“ビッグ4”として注目されていた。

 カブスは今季74勝88敗で地区3位。今オフは2019年MVPでドジャースからノンテンダーFAとなったコーディ・ベリンジャー外野手を1年1750万ドル(約24億円)で獲得。地区優勝した2020年以来3年ぶりポストシーズン進出へ投資を続けている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「過去数シーズンは年俸総額を削減し再建モードに移行していたが、球団は今再び勝ちにいっていると言って間違いない」と言及した。

 スワンソンは女子アスリートのマロリー・ピューと結婚。シカゴ・レッドスターズに所属しており、妻と同じシカゴを本拠地にすることになった。

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