メッツGMが語る千賀滉大の“魅力” 育成から飛躍遂げた貪欲さと日本選手への敬意

入団会見に臨んだメッツ・千賀滉大(左)とビリー・エプラーGM【写真:木崎英夫】
入団会見に臨んだメッツ・千賀滉大(左)とビリー・エプラーGM【写真:木崎英夫】

メッツ本拠地で入団会見、背番後は「34」に決まった

 ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使してメッツ入りした千賀滉大投手が19日(日本時間20日)、本拠地シティ・フィールドで入団会見を行った。背番号は「34」に決定。会見に同席したビリー・エプラーGMは「数年前からスカウトをしていた。彼は勝ち方を知っている」などと期待の言葉を口にした。

 日本のエースとして君臨してきた千賀にかねて注目していたというエプラーGMは「センガがFAになった時、今日みたいな日が現実になればいいと思っていた。11月の面談後、彼に対する思いが強まった。我々のロースターにこのような選手を加えることができてうれしい」と歓迎。「逆境から立ち直る力と、練習態度に惹かれた。ドラフトでは育成選手として指名された。支配下登録される選手は少数だ。そしてスターになる選手はもっと少ない。常に努力をしてきた」と称えた。

 メッツにとって、千賀で14人目の日本人選手の所属となる。「そうしようと意図したわけではない。私たちは選手の能力、技術、経験に惹かれたんだ。今後、より多くなる(日本人選手を獲得する)かもしれない。これまで私は日本への旅と、NPBの投手、野手を見ることを楽しみ、MLBに適応するのを楽しんできた。私はNPBの選手たちに最大限のリスペクトを持っている」と語った。

 また千賀が来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックへの出場を希望した際のことを聞かれると「その話はまた別の日にしておきたい」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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