身体検査で異常か…コレアの461億円契約どうなる 正式契約が延期「注視に値する」

ジャイアンツとの契約合意が報じられているカルロス・コレア【写真:ロイター】
ジャイアンツとの契約合意が報じられているカルロス・コレア【写真:ロイター】

入団会見の開始3時間ほど前に中止が発表された

 ジャイアンツと13年3億5000万ドル(461億6300万円)の超大型契約で合意したカルロス・コレア内野手に“不穏な空気”が漂っている。当初20日(日本時間21日)に行われる予定だった入団会見は延期に。身体検査の結果待ちだといい、米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「チームが正式契約を延期しているということは、今後注視に値する」と伝えている。

 米スポーツ局「ESPN」でも、会見の予定時刻から3時間ほど前に中止が伝えられたと報道。ジャイアンツ側は理由を明らかにしなかったという。コレアは過去8年間で親指じん帯の損傷や腰痛、肋骨骨折などで7度負傷者リスト(IL)入り。年間150試合以上に出場したシーズンは1度しかないという情報も加えた。

 ただ、ルーマーズは「すべてが憶測にすぎないし、問題が何で、どれだけ深刻なのかは公にされていない。また、ジャイアンツが単にさらに検査をしたいのか、契約の破棄または内容変更につながるような確固たる証拠があるのかも、分からない」と強調。米紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者によると、今回問題となっているのは腰ではないという。

 米球界を驚かせた大型契約から1週間。果たして何がネックになっており、無事にジャイアンツの一員となれるのか。今度の動向が注目される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY