鷹・今宮健太、年俸3億円で新たに2年契約 「恩返しする野球生活にしていきたい」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・今宮健太【写真:福谷佑介】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・今宮健太【写真:福谷佑介】

2018年オフに変動制の4年契約を結び、今季がその最終年だった

 ソフトバンクの今宮健太内野手が21日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2億9000万円から1000万円増の年俸3億円(金額は推定)プラス出来高の固定制で新たに2年契約を結んだ。一定の条件を満たせば、1年契約が延長されるオプション付き。今宮は2018年オフに年俸変動制の4年契約を結び、今季はその最終年だった。

 2009年のドラフト1位で明豊高からソフトバンクに入団して13年目。近年は故障が続き、シーズンを通しての活躍がなかなかできなかったが、選手会長となって迎えた今季は不動の遊撃手の座を再び確固たるものにした。130試合に出場し、キャリアハイとなる打率.296をマークし、7本塁打47打点と好成績を残していた。

「自分自身、危機感を持ったシーズンだった。ライバルが入団してきて、野球のこと含めて頑張ってくれたと評価してくれた」と振り返った今宮。4年契約の3年目まではなかなか結果が出なかったこともあり「ありがたすぎる契約だった。4年契約の中でいろんなところで迷惑をかけてしまった。この2年で恩返しする野球生活にしていきたい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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