「まだ自分はできる」 年末恒例“戦力外通告”、早稲田三羽ガラスと日本一球団の左腕の運命は?

楽天から戦力外通告を受けた福井優也(右)と早大時代の同期・斎藤佑樹氏【写真提供:TBSテレビ】
楽天から戦力外通告を受けた福井優也(右)と早大時代の同期・斎藤佑樹氏【写真提供:TBSテレビ】

TBS系「プロ野球戦力外通告」は12月27日午後11時から放送

 年末恒例となっているTBS系「プロ野球戦力外通告」が、27日午後11時から放送される。今年で19回目を迎える人気番組では元楽天・福井優也投手、元オリックス・海田智行投手に密着。人生の岐路に立った男たちが、夢を諦めず運命のトライアウトに挑む姿、“家族のカタチ”と“夢に向かう前向きな姿”を描いていく。

 2022年シーズンはロッテ・佐々木朗希投手の完全試合、ヤクルト・村上宗隆内野手は王貞治氏を超える日本人最多56本塁打と華々しい記録が樹立された。一方で、球団から“戦力外通告”という非常な宣告を受けた男たちも存在する。

 斎藤佑樹(元日本ハム)、大石達也(元西武)と共に“早稲田三羽ガラス”と呼ばれ、ドラフト1位でプロ入りした福井もその一人だ。広島、楽天で12年間プレーしたが「まだ自分はできる」と信じ、NPB復帰を目指したが、その結末は如何に。

 リーグ連覇、26年ぶりの日本一に輝いたオリックスでは、11年間リリーフとして活躍した海田が戦力外に。古巣の日本生命でトレーニングを続け、満を持して受けた「12球団合同トライアウト」では結果を残すも、他球団から声はかからなかった。希望を捨てず現役続行、それとも引退か――。35歳の左腕が下した決断に注目が集まる。

 プロデューサーを務める高橋秀光さんは「己の“身ひとつ”で人生を切り開いてきた男たちが岐路に立たされた時に見せる“表情”、そして発する“言葉”に是非注目して見ていただきたいです」と、野球ファンに向けメッセージを送った。

(Full-Count編集部)

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