大谷翔平は昨年の「さらに上を行った」 MLB公式が偉業を「22年最大のできごと」に

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

規定打席、規定投球回へのダブル到達は現行制度で史上初

 MLB公式サイトが、今季のメジャーリーグで起こった「最大のできごと」を22個紹介している。その中にエンゼルスの大谷翔平投手が見せつけた“二刀流”の進化も選ばれた。

 記事は「2022年の野球が最高だった22の理由」というタイトルで「2022年はスターたちの経歴にさらに箔が付き、インパクトのあるルーキーが複数登場した年だった。端的に言って、野球はまたもや最高だった」と今季の出来事を年号にちなんで22個取り上げ、振り返っている。

 この中に「ショウは続く(The Sho Goes On)」というタイトルで、大谷の二刀流も選出された。「2021年、我々はショウヘイ・オオタニの二刀流の技術に魅了された。そして彼は2022年、さらに上を行った」と昨季からの進化を伝えている。

 具体的には大谷が666打席で34本塁打し、長打率が.519に達したこと、投手としては28先発で166イニングを投げ、奪三振が219個、防御率2.33だったことを紹介し「打数とイニング数を書いたのには意味がある。彼は同じ年に投手、打者の両方で規定に達した初の選手となったのだ」と、偉業をたたえた。

 他には「トラウトがトラウトらしい活躍」と、エンゼルスには明るい材料も紹介されている。カージナルスのアルバート・プホルスが通算700本塁打に達して現役を引退したこと、ヤンキースのアーロン・ジャッジがア・リーグ記録のシーズン62本塁打を記録したという大記録や、マリナーズが2001年以来のプレーオフに進出したこと、フィリーズが21勝29敗というスタートからワールドシリーズに進出したという“下剋上”も紹介されている。

(Full-Count編集部)

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