大谷翔平の新年俸は66億円? 来オフFAランク1位…ダルや元G助っ人も上位に

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

メジャー最高年俸も有力…二刀流で「その金額に値しないわけがない」

 エンゼルスの大谷翔平投手は、来季2023年のシーズンを終えるとFA権を得る。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は、早くも来オフのFA選手トップ25を選定。この中で大谷は1位に選ばれた。さらに「年俸5000万ドル(約66億3800万円)の契約を結んでも驚かない」と、史上最高年俸を得るのが濃厚と指摘している。

 記事は大谷を1位に選び、その理由についても「投手オオタニと、打者オオタニがともに1億ドル(約132億7700万円)を優に超える契約を得るにふさわしい」としている。さらに、現在メジャー最高年俸のマックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーが年棒4330万ドル(約57億4900万円)と考えれば「オオタニが年棒5000万ドル(約66億3800万円)の契約を結んでも驚くことではない」とキッパリ。そうなればメジャー最高年俸が有力となる。

 フルタイムでの投打二刀流は、大谷にしかできない唯一無二の価値。今季、規定打席と規定投球回の両方に到達したことからも分かる。記事は「球界のどの選手と比較しても、彼が持つ大きな影響力を考えれば、その金額に値しないわけがない」とし、大谷が今オフ結んだ1年3000万ドル(約39億8300万円)の契約にも「来オフ手にするだろう契約を考えれば、格安契約」としている。

 またこのランキングには、7位にパドレスのダルビッシュ有投手が挙げられている。近年の働きを「エース格として最も安定している」と評価。ただ来年8月に37歳となるため、年齢を不安要素に挙げている。

 タフな投手だということは数字が証明している。NPBとMLBで通算2756回1/3を投げているが「これを上回る現役投手は、ザック・グリンキーの3247回とジャスティン・バーランダーの3163回だけだ」と指摘。その上で「バーランダーやシャーザーが、ここ数年のオフシーズンで結んだのと似た契約を得る有力候補。しかし平均年俸は4330万ドルではなく、2500万ドル(約33億1900万円)付近になる」と予測している。

 また19位には元巨人のマイルズ・マイコラス投手がランクイン。今季カージナルスで記録した防御率3.29、WHIP(1イニング当たりに出した走者)1.03の数字、そして投球回数202回1/3と奪三振153はキャリア最高で「短期契約で、高額年棒の契約を得る候補になり得るだろう」と高く評価している。

(Full-Count編集部)

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