巨人戦力外の井納翔一が現役引退を表明 移籍後わずか1勝も「プラスになることある」

巨人から戦力外となっていた井納翔一【写真:荒川祐史】
巨人から戦力外となっていた井納翔一【写真:荒川祐史】

プロ10年間で通算180試合に登板して51勝61敗、2016年は開幕投手

 巨人を今季限りで戦力外となった井納翔一投手が27日、自身のインスタグラムを更新。「今シーズンをもちまして井納翔一は、プロ野球選手としての現役生活を引退します」と表明した。

「野球をやり始めてから30年になりますが、ここまで支えてくださった両親、家族ならびに自分の周りの方々、ありがとうございました。プロになるまでにたくさんのことがあった中周りの人たちのサポートのおかげでプロ野球の世界で10年間出来ました」

 井納は2012年ドラフト3位でDeNAに入団。開幕投手を務めた2016年からは2年連続2桁勝利を挙げた。2021年に巨人へFA移籍すると、2年間でわずか1勝に終わり、今季限りで戦力外通告を受けていた。

 通算180試合に登板して51勝61敗だったプロ10年間を「2012年に横浜DeNAベイスターズにドラフト3位で入団して8年間プレーさせていただいて、開幕投手、クライマックス、日本シリーズ、オールスターとたくさんの経験をさせていただきました。読売巨人軍では、自分の不注意もありそこから結果も出せなく2年間だけでしたが自分の野球人生にとってどこかでプラスになることがあると思うので悔いはありません」と振り返った。

 井納は最後に「横浜DeNAベイスターズと読売巨人軍の関係者と監督ならびにコーチの方々には、感謝しかございません。本当にありがとうございました」と周囲への思いを綴った。

(Full-Count編集部)

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