巨人が“手放した”大砲がロッテ移籍、史上最長161メートル弾男が日本へ 27日の去就

ロッテ入りしたポランコ(左)とオリックス入りしたセデーニョ【写真:荒川祐史、Getty Images】
ロッテ入りしたポランコ(左)とオリックス入りしたセデーニョ【写真:荒川祐史、Getty Images】

ポランコはメジャー通算96発、今季巨人で24発も自由契約に

 27日もプロ野球各球団から、新外国人獲得の発表が相次いだ。ロッテは27日、今季限りで巨人を退団したグレゴリー・ポランコ外野手の入団が決まったと発表した。背番号は未定。CC・メルセデス投手に続き“元巨人助っ人”の獲得に成功した。メジャー通算96本塁打、今季も巨人で24本塁打した大砲の加入に、吉井理人監督は「あの打撃ならパ・リーグのどこの球場でも、しっかりとスタンドインすることができると思う」と大きな期待を寄せている。

 またオリックスは、レアンドロ・セデーニョ内野手を育成選手として獲得すると発表した。メジャー経験はないもののパワーが自慢。今季は主にダイヤモンドバックス傘下2Aアマリロでプレーし、過去にメジャーとその傘下球団で計測された中で最長となる527フィート(約161メートル)の本塁打を放っている。背番号は「121」、年俸は4000万円(金額は推定)。

 巨人は、前メッツのヨアン・ロペス投手と来季の契約を結ぶことで合意したと発表した。背番号は「99」に決まった。キューバ出身の29歳右腕は、2018年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。2019年には70試合に登板した。今季はメッツで8試合に登板。メジャー通算121試合で3勝8敗26ホールド1セーブ、防御率4.39だった。

 日本を去る選手もいる。韓国プロ野球のSSGランダーズは27日、ロッテと中日で日本球界の経験がある左腕エンニー・ロメロ投手の入団を発表した。「イルガンスポーツ」など韓国各メディアが伝えている。総額100万ドル(約1億3200万円=年俸80万ドル、出来高20万ドル)の1年契約。今季はロッテで8勝したものの、自由契約となっていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY