ほぼ月イチで“戦力外”の「ろくでもない1年」 行く先々で炎上…元CY賞左腕の転落

シーズン終盤はレンジャーズに在籍していたダラス・カイケル【写真:ロイター】
シーズン終盤はレンジャーズに在籍していたダラス・カイケル【写真:ロイター】

米メディアの2022年最悪な先発投手に2015年のCY賞左腕カイケル選出

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「2022年のMLBで最悪なパフォーマンス」を選出し、最悪な先発投手としてダラス・カイケルが選ばれた。今季のWARは-2.6。この数字は15先発未満の投手で、MLB史上最悪に迫る数字だった。

 2015年のサイ・ヤング賞左腕はホワイトソックスで今季を迎えるも、8登板で2勝5敗、防御率7.88で5月末に戦力外に。ダイヤモンドバックスでは4登板で2敗、防御率9.64で7月下旬に戦力外となり、加入したレンジャーズでは2登板で2敗、防御率12.60と上がり目なく、9月上旬に戦力外となっていた。

 3球団計14試合で2勝9敗、防御率9.20と低迷し、3度“戦力外”を経験。「ろくでもない1年を送った」と評された。

 また監督による最悪な判断部門は、ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督に。6月9日ドジャース戦の6回2死二塁、カウント1-2の場面でターナーを申告敬遠した場面だ。その後のマンシーと「左対左」の勝負を選択したことは「理解できる」とするも、結果的にマンシーに3ランを浴びて“裏目”となった。

(Full-Count編集部)

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