戦力外の3人が決断…中日元主砲は引退、「早大三羽烏」の1人が独立Lへ 28日の去就

BC福島入りした福井優也(左)と現役引退を決断した平田良介【写真:荒川祐史】
BC福島入りした福井優也(左)と現役引退を決断した平田良介【写真:荒川祐史】

オリックス松井雅人は引退→スコアラーに転身する

 今オフに戦力外通告を受けていた3選手の去就が28日、明らかになった。中日を戦力外の平田良介外野手、オリックスを戦力外の松井雅人捕手は引退。松井は球団スコアラーを務める。独立リーグの福島レッドホープスは楽天を戦力外となった福井優也投手の入団を発表した。

 現役続行を希望していた平田は自身のインスタグラムで「この度、平田良介は引退することを決意致しました」と表明した。今後については「まだ模索中です」とし「どんなカタチになっても、野球を通して子どもたちに夢を与えていきたい」と意気込んだ。2005年高校生ドラフト1巡目で中日に入団。1227試合出場、1046安打、105本塁打、484打点をマークした。

 オリックスは来年1月1日付の人事異動を発表。松井は球団本部管理部スコアラーグループに配属された。2009年ドラフト7位で中日に入団し、2019年途中にトレードでオリックスへ。NPB通算456試合で175安打、6本塁打、打率.192をマークした。

 福島への入団が決まった福井は球団を通じて「岩村監督から一緒に福島を盛り上げようと言っていただき入団を決めました」とコメントした。大石達也、斎藤佑樹とともに「早大三羽烏」と呼ばれ、2010年ドラフト1位で広島に入団し、2019年から楽天でプレー。NPB通算154試合登板で32勝41敗、防御率4.58をマークしている。

(Full-Count編集部)

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