元木コーチ次男は準V貢献、松田宣浩の長男は父の古巣で Jr.トーナメント彩った“2世”

ホークスジュニア・松田一冴(左)とジャイアンツジュニア・元木瑛介【写真:宮脇広久、川村虎大】
ホークスジュニア・松田一冴(左)とジャイアンツジュニア・元木瑛介【写真:宮脇広久、川村虎大】

元木瑛介くんは全4試合出場、松田一冴くんは65キロの遅球を駆使

 小学生軟式野球の日本一を決める「NPB12球団ジュニアトーナメント 2022 KONAMI CUP」は29日に準決勝と決勝が行われ、タイガースジュニアの優勝で幕を閉じた。昨年は元中日・朝倉健太氏の次男・陸くんがドラゴンズジュニアの一員で出場、決勝で2本塁打を放つなど優勝に大きく貢献したが、今年もNPB戦士の息子たちが活躍した。

 準優勝したジャイアンツジュニアでは、巨人・元木大介1軍作戦兼内野守備コーチの次男・瑛介くんが、憧れる父と同じ背番号「2」を着用し、全4試合にスタメン出場。スタンドで父が見守る中、28日の予選2回戦では、痛烈な左安打も放った。

 巨人に加入した松田宣浩内野手の息子・一冴くんは、父の古巣でもあるホークスジュニアチームで出場した。初戦は出番がなかったものの、28日の予選2回戦で救援登板。“最遅”65キロの緩い球を駆使し、1回1/3を2安打1奪三振1失点で勝利投手になった。

 今大会で唯一人、5年生で選出されたベイスターズジュニアの井端巧くん。父は中日、巨人で活躍した弘和氏だ。大会では安打は出なかったが、11月20日のスワローズジュニアとの練習試合では本塁打を放っている。

 元プロ野球選手の息子という大きなプレッシャーも背負うが、過去にはヤクルト・石川雅規投手の長男がスワローズジュニアを経験。今夏、東海大高輪台高(東東京)の3年生として神宮のマウンドで活躍した例もある。成長し、憧れる父を超えるような活躍を期待したい。

(Full-Count編集部)

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