完全試合をリード、164センチの“源田の後継者”ら 逸材多数の10代ブレーク候補

ロッテの“大江2世”は2軍で好投、阪神ドラ7も2軍で高打率を残す

○秋山正雲投手(ロッテ=2003年4月29日)
 二松学舎大付高ではOBの巨人・大江竜聖投手に憧れた“大江2世”。ドラフト4位で入団した。身長は174センチと決して高くはないが、2軍で15試合に登板し4勝1敗、防御率2.34と好投を続けた。

○中川勇斗捕手(阪神=2004年1月27日)
 京都国際高からドラフト7位で入団した。高卒とは思えぬフレーミングや落ち着きを見せる強肩強打の捕手。1年目は1軍出場こそなかったものの、2軍では打率.295、3本塁打15打点を記録した。高校時代にバッテリーを組んでいた1学年下の森下瑠大投手がDeNA4位でプロ入り。2年目での1軍デビューなるか。

○池田陵真外野手(オリックス=2003年8月24日)
 大阪桐蔭出身の右の強打の外野手。ドラフト5位で入団した。今季は1軍で6試合に出場し、打率.150、0本塁打1打点だった。2軍では4本塁打32打点とパンチ力も見せている。吉田正尚外野手がレッドソックスに移籍。自慢のパンチ力で“後継者”に名乗り出たい。

○達孝太投手(日本ハム=2004年3月27日)
 身長194センチから投じる角度ある直球が武器の右腕。奈良・天理高からドラフト1位で入団した。9月25日の楽天戦でプロ初登板し、3回を無失点と好投した。将来的にメジャー入りを志望。パドレスのダルビッシュ有投手、エンゼルスの大谷翔平投手らを育てた日本ハムで、大成するか。

○竹山日向投手(ヤクルト=2003年11月2日)
 ドラフト5位で愛知・享栄高から入団した本格派右腕。愛工大名電や、中京大中京の壁に泣き甲子園出場経験はないが、最速153キロを誇りスライダーやフォークも投げる。1年目は2軍で5試合、防御率5.40だったが10月2日の阪神戦(甲子園)で1軍登板。1回を3人で抑える好投を見せた。

(Full-Count編集部)

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