「男前は入れないとダメ」「絶対に守備」 元巨人・岡崎氏が独自視点で選ぶ侍ジャパン

プッシュするのはオリックスの山崎颯一郎……その理由は

 先発投手は36歳で経験豊富なダルビッシュ有(パドレス)。ローテーションとして変則サイドの青柳晃洋(阪神)、左腕の今永昇太(DeNA)と異なるタイプも揃える。

 岡崎氏が最もプッシュするのが中継ぎで、山崎颯一郎だ。オリックスが日本一に上り詰めた日本シリーズで、強力リリーフ陣の一翼を担った。「日本シリーズで一番ファンが増えたのは彼でしょう。いいピッチャー」。190センチの長身を生かしたストレートは角度も球威もある。

 山崎を実力以外でも絶賛する。「本当に男前。びっくりした。背も高いし、モデルさんみたい」。岡崎氏の夫人が日本シリーズのテレビ中継で注目したことで山崎を知り、“ファン”になったという。そういう視点も実は大事だったりする。

 岡崎氏は「男前は絶対にメンバーに入れないと駄目。男前の選手はのびるんです」と力説する。「見られている意識かな。ナルシストは基本的に自己評価が高い。それは悪いことではない。トッププレーヤーって、そういう人が多いです。ダルビッシュでも大谷でも何となくそういう感じがあるでしょ」。多くのファンを引き寄せるのも、力に変わる。日の丸を背負って戦う経験は、選手の成長を促す特効薬かもしれない。

【スタメン一覧】“守備重視”でも豪華 岡崎郁氏が守り勝つ視点で選んだ侍ジャパン

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