416億円の「契約撤回を検討中」 合意からもう2週間…メッツは「苛立っている」

ツインズからFAとなったカルロス・コレア【写真:Getty Images】
ツインズからFAとなったカルロス・コレア【写真:Getty Images】

ジャイアンツと462億円契約が破談→メッツと電撃合意から2週間余り

 いつまで経っても見出せない“答え”に、金満メッツが地団駄を踏んでいる。ジャイアンツとの13年3億5000万ドル(約462億2000万円)契約が破談となったカルロス・コレア内野手と12年3億1500万ドル(約416億600万円)で合意したものの、いまだ正式契約には至らず。地元放送局「SNY」は「カルロス・コレアに“非常に苛立っている”メッツ、今では契約撤回を検討中」と伝えている。

 昨年12月21日(日本時間22日)に契約合意。それから2週間あまりが経っても“メッツ・コレア”は誕生していない。チーム首脳の方針をよく知る情報筋によると、契約を白紙にすることも視野に入れ始めている状況だという。ただ、すぐさま撤回というわけではないようで「この情報ソースは、メッツ側はまだ合意に至る可能性が大いにあるとも話した」と強調する。

 そもそもジャイアンツと合意した際も、球団側が身体検査の結果を吟味している状況を見かね、メッツと電撃合意した経緯がある。記事によると、コレアが抱える足首の故障歴が長期契約の不安要素になっており、このリスクを回避するための契約文言の詰めの作業で合意できていないという。

 さらにコレア側が別の球団とも接触し始めたという情報も伝えられており、同局は「メッツは契約そのものの破棄を考えるほど苛立っている」と指摘。現地今月6日朝の段階では、話し合いを続けているというが、果たして……。お騒がせぶりに、米球界ではため息が漏れている。

(Full-Count編集部)

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