日本ハム、田中正義の獲得を発表「正直驚きました」 近藤健介の人的補償
昨季、日本ハムのチーム防御率3.46はリーグ5位だった
日本ハムは11日、海外フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクへ移籍した近藤健介外野手の人的補償として、田中正義投手を獲得すると発表した。
創価大時代に最速156キロを誇る右腕だった田中は2016年ドラフトで日本ハムを含む5球団から1位指名を受け、ソフトバンク入団。2年目の2018年に1軍デビューしたが、度重なる故障に悩まされた。昨季も開幕前に右肩を痛め、5試合登板にとどまった。通算34試合登板、0勝1敗2ホールド、防御率4.25となっている。
昨季9年ぶりの最下位に沈んだ日本ハムはリーグ5位のチーム防御率3.46。先発の防御率3.26はリーグ3位、救援防御率3.83は最下位だった。近藤は所属していた日本ハムで年俸Aランクに該当すると見られ、「金銭補償」か「人的補償+金銭補償」かで注目されていた。
◯田中正義投手「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています。ホークスの皆さんには、なかなか結果が出ない僕をこれまで支えて頂き、本当に感謝しています。寂しい気持ちはありますが、新天地のマウンドを通して自分の気持ちを表現できるよう、これからも懸命に努力していきたいと思います。ホークスファンの皆さん、6年間応援ありがとうございました」
(Full-Count編集部)