藤浪晋太郎、先発5番手か 抜本的なチーム再建中…米メディア予想「ローテに入る」

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

アービン、ブラックバーン、カプリーリアン、ルチンスキー、藤浪

 阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた藤浪晋太郎投手が、アスレチックスと1年契約を結ぶことで合意した。米複数メディアが伝えたもので、現在は身体検査待ちとなっている。米メディアでは早くも右腕の起用法を予想。米データサイト「ファングラフス」は先発5番手として期待している。

 昨季ア・リーグ西地区最下位に沈んだチームは抜本的な再建中。エース格は昨季9勝(13敗)を挙げた左腕コール・アービン、昨季オールスター戦に初選出されたポール・ブラックバーン。ファングラフスは3番手以降を2015年ドラフト1巡目(全体16位)でヤンキース入りしたジェームズ・カプリーリアン、韓国プロ野球で3年連続2桁勝利をマークして1年300万ドル(約4億円)で加入したドリュー・ルチンスキーと読み、藤浪を先発投手の最後のスポット、5番手として期待している。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も先発ローテーションの一角として予想。「ルチンスキーとフジナミはアービンとブラックバーンに続いてローテーションに入るだろう」などと伝えている。代理人のスコット・ボラス氏は藤浪のスプリットを高く評価。先発、救援どちらでも対応可能だと指摘していたが、アスレチックスではまず先発ローテ入りが期待されている。

(Full-Count編集部)

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