「まさかこんなご縁が」 斎藤佑樹氏とヌートバー…野球が繋いだ16年半後の奇跡

カージナルスのラーズ・ヌートバー(左)と斎藤佑樹氏【写真:Getty Images、荒川祐史】
カージナルスのラーズ・ヌートバー(左)と斎藤佑樹氏【写真:Getty Images、荒川祐史】

ヌートバーは斎藤氏ら高校日本代表のバットボーイ「当時からイケメンで」

 元日本ハム投手の斎藤佑樹氏が12日、野球日本代表「侍ジャパン」入りが内定したラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)との知られざる縁を明かした。早実時代に交流したヌートバーが日系人選手として史上初の日本代表入り。斎藤氏はFull-Count編集部の取材に応じ、「まさかこんなご縁があるとは。凄すぎます。栗山監督を世界一の監督にしてほしいです」とエールを送った。

 早実高3年夏に田中将大(現楽天)を擁する駒大苫小牧と歴史的な死闘を演じて全国制覇。高校日本代表の一員として米国へ遠征した。高校球児のホームステイ先の1つが、カリフォルニア州のヌートバー家だった。大会期間中、9歳の野球少年は“裏方さん”としてお手伝い。直接、言葉を交わすことはなかったというが、その姿を斎藤氏は今も鮮明に覚えている。

「覚えています。ボールボーイ、バットボーイをしてくれていたのを、すごく覚えています。すごく頑張ってくれていたので、印象に残っていますね。キャッチボールとかはしなかったですけど、当時からイケメンで人懐こい感じで……。栗山監督が『人に愛される性格』とおっしゃっていたのは、すごく分かる気がします」

「日本の力になってくれると信じています」

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