何度見ても涙…イチロー現役最後の日 象徴的な“帰還”に選出「ふさわしい終着点」

現役最後の試合に臨んだイチロー氏【写真:Getty Images】
現役最後の試合に臨んだイチロー氏【写真:Getty Images】

MLB公式が「古巣に復帰して引退した選手」特集で最初に紹介

 ブルワーズからFAとなっていたアンドリュー・マカッチェン外野手が13日(日本時間14日)、2005年のプロ入りから13年間過ごした古巣・パイレーツと1年契約に合意した。これを受け、MLB公式サイトはキャリア終盤に古巣に戻り、そのまま引退した選手たちを特集。真っ先に紹介されたのが、一度はトレード放出されたマリナーズに戻ったイチロー氏だ。東京ドームでの現役最後の日を「ふさわしい終着点」と絶賛している。

 MLB公式は「チームにとって象徴的な選手が古巣に戻るのは、いつ見てもいいものだ。MLBの歴史の中では、年齢を重ねた選手たちがスターとなった元のチームに戻るケースがいくつもあった」とファンの思いを代弁。何人かの具体名を挙げながら過去を振り返った。

 イチロー氏について記事は「イチローは最初からマリナーズファンのお気に入りだった」と回想する。オリックスから2001年に入団し、11年間マリナーズでプレーすると、2012年シーズン途中にヤンキースにトレードで移籍。その後も2015年から3年間はマーリンズに所属し、2018年になってマリナーズに復帰した。

 日米通算4367安打を放ったレジェンドにとって、2019年3月21日に東京ドームで迎えた現役最後の試合はいまだに語り継がれる名シーンだ。記事も「マリナーズは、将来殿堂入りするであろう彼にとってふさわしい終着点だった」と最高の舞台を用意したことを評価している。

 さらに通算703本塁打のアルバート・プホルス内野手も取り上げられている。2001年から11年間をカージナルスの一員としてプレー。エンゼルス、ドジャースを経て昨季、古巣へ復帰した。24本塁打を放ち、愛するカージナルスのユニホームで通算700本塁打の金字塔も達成。オフに現役引退した。その他にもマリナーズに復帰したケン・グリフィーJr.外野手や、ヤンキースにとってのロジャー・クレメンス投手らを記事内で挙げている。

(Full-Count編集部)

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