10億円契約翌日に開幕絶望… ヤ軍右腕の窮状に辛辣な声「冗談だろ」「この男を排除せよ」

ヤンキースのフランキー・モンタス【写真:Getty Images】
ヤンキースのフランキー・モンタス【写真:Getty Images】

モンタスは14日にヤ軍と約9.6億円で合意も、翌日に右肩炎症で調整遅れが判明

 ヤンキースのフランキー・モンタス投手が右肩炎症のため、開幕から1か月間は戦列から離れる見込みであることを米メディアが14日(日本時間15日)、伝えた。2022年シーズン途中にヤンキースに移籍した右腕は13日(同14日)に年俸750万ドル(約9億6100万円)で合意し、調停を回避したばかり。ローテーション投手が開幕から離脱することに、ファンは「彼はどうやってヤンキースの身体検査を通過したんだ?」「シーズンが開幕していないのに、既にIL(負傷者リスト)に入っているとは」と不満の声を上げている。

 3月に30歳になるモンタスは昨年夏にアスレチックスからヤンキースへトレード移籍した。両球団で27先発、5勝12敗、防御率4.05。ヤンキースでは8先発で1勝3敗、防御率6.35と振るわなかった。MLB公式サイトは14日(同15日)のニューヨーク・ポスト紙の報道を引用する形でモンタスの現状に言及。「ヤンキースはモンタス抜きのローテーションでのシーズン開幕を計画している。右腕は、以前から右肩炎症と闘っているという」と伝えた。

 モンタスはアスレチックス在籍時の昨年7月3日(同4日)の登板で、同じ個所の怪我で途中降板。ヤンキース移籍後の9月にも怪我を再発させた。その後、アストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズで復帰。球団はその際に2023年のスプリングトレーニング前には全快する予定だとしていたが、実際にはこのオフのトレーニングは予定より8~10週間ほど遅れているという。

 ヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」が公式ツイッターに、このニュースを投稿するとファンは続々反応。「最悪のトレードの1つ」「冗談だろ」「この男を排除せよ」「またかよ」「最大の問題は、今年投げるかということだ」などと不満のコメントが並んだ。また、女性への性的暴行を理由に処分を受けてドジャースから自由契約になったトレバー・バウアー投手の名前を挙げ、「取りに行け、ヤンキース」と意見を寄せるファンもいた。

(Full-Count編集部)

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