筒香嘉智にメジャー昇格の勝機あり　左翼手は「最下位」、元オリ助っ人と争いへ

「左翼手とDHを探すレンジャーズは左打者をマイナー契約で買いだめしている」

　レンジャーズは15日（日本時間16日）、ブルージェイズ傘下からFAとなっていた筒香嘉智外野手とマイナー契約を結ぶことで合意したと発表した。アリゾナ州サプライズで行われるスプリングトレーニングには一塁手兼左翼手の招待選手として参加する。地元紙ダラス・モーニングニュース紙のレンジャーズ番エバン・グラント記者は「レンジャーズが日本の元ホームランバッターとマイナー契約で合意」と筒香のメジャー昇格の可能性を探る記事を掲載した。

　2度のサイ・ヤング賞デグロム、剛腕イオバルディら先発ローテを補強したレンジャーズは、左翼手と指名打者が補強ポイント。筒香と同じく昨季オリックスに所属したジョー・マッカーシー外野手とマイナー契約し、招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。記事では「左翼手とDHを探すレンジャーズは左打者をマイナー契約で買いだめしている」と伝えた。

　記事では「レンジャーズが1年前の左翼手ランキングで最下位を記録した」と言及。ロースター40人枠に通算122本塁打のミラー、昨季18盗塁のトンプソン、三塁も守れるスミスがいるが、左翼手として突き抜けた存在はいない。筒香にとってはメジャー昇格のチャンスは十分ありそうだ。

（Full-Count編集部）