パンパンだった支配下に空いた「1枠」 外国人大刷新…気になる阪神の今後の補強

阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】

藤浪の移籍により、阪神の支配下は68人…残る2枠をどう使う?

 岡田彰布監督が15年ぶりに復帰した阪神。2005年を最後に遠ざかる優勝に向け、今オフは外国人を大幅刷新するなど戦力補強がなされた。既に支配下枠は埋まり、残り2枠となっているが今後も動きがあるのだろうか。

 昨季メンバーでチームを離れたのは16選手(育成1人を含む)。糸井嘉男は引退。外国人では、シーズン途中に自由契約となったチェン・ウェインを含め、ジョー・ガンケル、ジェフリー・マルテら計7選手が退団した。

 藤浪晋太郎はポスティングシステムを利用してアスレチックスへの移籍が決まった。また、江越大賀と齋藤友貴哉はトレードで日本ハムに、陽川尚将は現役ドラフトで西武に渡った。小野泰己ら4人(育成1人を含む)が戦力外になり、佐藤蓮は育成契約になった。

 一方、補強は7人。投手ではブライアン・ケラーとジェレミー・ビーズリーが加わり、ソフトバンクから大竹耕太郎を現役ドラフトで獲得。野手では日本ハムからトレードで渡邉諒、高濱祐仁を迎え、シェルドン・ノイジーとヨハン・ミエセスが加わった。

 昨秋のドラフトでは支配下で6人を指名。1位の森下翔太は即戦力として期待される。ここまでで支配下選手は68人。上限の70まで、2枠が残されているのみだ。現有体制で開幕を迎えるのか、さらに何らかの動きがあるのか注目される。

(Full-Count編集部)

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