大谷翔平トレードなら「狂乱状態になる」 エ軍低迷で拍車…MLB公式がみる問題点

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

トラウト、ウォルシュ、レンドンら「ベテランが怪我なく過ごせるか」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスの今季の“問題点”はどこにあるのだろうか。MLB公式サイトがア・リーグ西地区の各チームにおける2つの大きな疑問とその答えを予想した。

 1つ目は「何人のベテランが怪我なく過ごせるか」。2022年は強力とみられていた打線が相次ぐ故障者により“自滅”した。

「エンゼルスほどベテランが多いチームだと、こういうことが起きる。今年はなんと、さらにベテランが増えた。ハンター・レンフローとブランドン・ドルーリーを加えたことで理論的には打線が強化されたはずだが、彼らも30歳を超える。エンゼルスの打線は今季は強みになりうるが、それはトラウト、ウォルシュ、新加入の2人、大谷、そして特にレンドンが怪我なく過ごせればの話」と指摘。「エンゼルスはそう期待していいのか? いつか、そう期待していい日が来るのだろうか?」と祈るばかりだった。

 2つ目は「いつまでショウヘイを離さないでいるか」。エンゼルスは大谷をトレードせずプレーオフ進出を狙っているが「6月下旬の段階でプレーオフ出場ギリギリのチームに8ゲームも差をつけられていたら? エンゼルスがオオタニについての問い合わせに応じると認めた瞬間にトレードに拍車がかかる狂乱状態となり、ソトの争奪戦がポケモン同士の交換だったかに思えるだろう」とみている。

 二刀流のスーパースターだけに「エンゼルスは今でも彼と再契約したい。だが彼が実質的に選手2人分だということを思えば、来オフのFA市場に出る見込みの選手の中で彼より多くのものをもたらす存在はいない。エンゼルスは来季以降問題が山積みで、そのいくつかでも解決する唯一の方法はオオタニをトレードすることかもしれない」と予想した。

(Full-Count編集部)

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