NPBではたった1回…大谷翔平と藤浪晋太郎の“対決”に再脚光 まだ細い1年目の熱闘

阪神時代の藤浪晋太郎(左)と日本ハム在籍時の大谷翔平【写真:荒川祐史、小林靖】
阪神時代の藤浪晋太郎(左)と日本ハム在籍時の大谷翔平【写真:荒川祐史、小林靖】

プロでの投打対決はルーキーイヤーに実現しただけ

 阪神からメジャーリーグ移籍を目指していた藤浪晋太郎投手の新天地がアスレチックスに決まった。大阪桐蔭高時代から、ライバルと目されてきたエンゼルスの大谷翔平投手とは同じリーグ、同じ地区だ。高校時代、NPB時代に続く2人の物語は、第3章に入る。ではNPBでの対戦ではどんな成績が残っているのだろうか。

 2013年にプロ入りした2人の対決は1年目から実現した。5月26日に甲子園で行われた阪神-日本ハムで藤浪は先発マウンドに立ち、大谷は「5番・右翼」で出場。藤浪は2回、先頭の中田翔に二塁打を浴び、無死二塁で大谷と対戦した。

 初球は150キロの真っ直ぐでファウル、2球目も直球で追い込むと、カウント1-2からカットボールを投げ左飛に。ただその後は大谷が意地を見せ左翼への二塁打、右中間二塁打と連ねている。

 翌年も藤浪は6月17日の日本ハム戦に先発したものの、大谷は翌日の先発だったためこの試合には出場しなかった。まだ大谷は登板前後に「休養日」を設けていたのだ。2人のNPB公式戦での投打対決はその後なかった。今季、アスレチックスとエンゼルスの対戦は開幕カードをはじめ13試合。どんな名場面が見られるか。

(Full-Count編集部)

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