大型補強に飲み込まれ10人以上が戦力外 NPB続行は熱男だけ…鷹を退団した選手の去就

昨季までソフトバンクでプレーした明石健志、松田宣浩、中谷将大(左から)写真:藤浦一都、荒川祐史、福谷佑介】
昨季までソフトバンクでプレーした明石健志、松田宣浩、中谷将大(左から)写真:藤浦一都、荒川祐史、福谷佑介】

鷹が新入団スタッフ発表 釜元、中谷らが球団スタッフへ

 昨季をもってソフトバンクを退団したり、戦力外となった選手の去就が次々と決まっている。20日には新たな球団スタッフが発表され、戦力外通告を受けた中谷将大外野手や黒瀬健太内野手、さらに元ソフトバンクで楽天を戦力外となった釜元豪外野手が「野球振興部スタッフ」に転身することになった。

 大型補強でオフは話題の中心となる一方で、戦力外通告を受けた選手は10人以上となった。新戦力を獲得する前段階として、戦力整備の最初の一手となったのが松田宣浩内野手の構想外だろう。松田は退団を選択し、その後巨人入りが決まった。

 通算648安打の明石健志内野手は現役を引退し、今季から2軍で打撃コーチを務める。戦力外通告を受けた高田知季内野手も野手のリハビリ担当コーチを任され、これからもグラウンドからホークスを支えていく。

 NPB以外で現役を続行する選手もいる。真砂勇介外野手は戦力外通告を受けて、社会人野球の日立製作所入りが決まった。秋吉亮投手は、新たに生まれる独立の「ベイサイドリーグ」に新規参入する千葉県民球団に選手兼投手コーチで入団する。これまでコーチ歴はなく、指導者は初の経験となる。

 奥村政稔投手、中村亮太投手、小林珠維内野手、大竹風雅投手は育成契約を結びチームに残った。中村亮は昨年7月に支配下登録されたばかりだったが、再び育成選手となる。その他3選手は支配下での入団だったが結果を残せず、来季はまず2桁の背番号を目指すことになった。

(Full-Count編集部)

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