侍J大谷翔平「自分は最高の選手ではない」 米国トラウトを本気にさせた秘話「楽しみ」

取材に応じたマイク・トラウト(写真はスクリーンショット)
取材に応じたマイク・トラウト(写真はスクリーンショット)

決勝ラウンドでの投手・大谷との対戦を熱望「対戦を楽しみにしている」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米国代表のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が20日(日本時間21日)、野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)との秘話を明かした。報道陣のオンライン取材に応じ、「ショウヘイとチームのこと(日本代表)について話をした。チームの中で『自分は最高の選手ではない』と言おうとしていた。彼よりいい選手がいるなんてあり得ないことだけどね。対戦が楽しみだよ。いいチームだからね」と苦笑いで明かした。

 キャプテンを務めるトラウトの呼びかけで史上最強メンバーが集まった米国代表。侍ジャパン、そして同僚の大谷とはマイアミでの決勝ラウンドで対戦する可能性がある。「かなりエグい。対戦する打者と話をすると、みんな打席に入りたくないと言っている。面白くなるね。対戦を楽しみにしているよ。僕の中で仲の良い友人の1人」と直接対決を熱望した。

 昨年7月中旬に左胸郭の炎症で1か月ほど離脱。一時は現役生活への影響も懸念されたが、このオフは「問題ない」と順調にトレーニングを積めているという。トラウトは米国代表の集合日である3月6日までエンゼルスのスプリングトレーニングに参加する意向。エンゼルスからはフレッチャー、サンドバルら多くの同僚がWBCに参戦する。「充実した時間になるよ」。世界一をかけた大舞台を心待ちにしていた。

(Full-Count編集部)

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