高2まで「塾通い」続けるも… 元オリックス「都立の星」が大学進学をやめたわけ

ドラフト当日は試験期間…指名の瞬間は異例の“自宅待機”

 ドラフトの日のことを回顧する。雪谷高からドラフトにかかる選手は初ということで、学校側も対応に戸惑っていた。

 10月23日のドラフト当日が高校の定期試験の期間ということもあり、ドラフト指名されても学校では会見をできないと言われ、実家で待つことにした。本心としては母校で同級生たちと待ちたかったのだが、当時の校長の判断なので仕方がないなという気持ちだった。

 それに加え、周りの同級生もドラフト当日はテスト期間なので、居合わせるのを禁止された。なのでなかなか見ることのない、実家で地元の友人と指名を待つという“特殊な”ものになった。今となっては、それはそれで良い思い出だ。

 9位で指名してくれたオリックスから言われたのは、潜在能力の高さについてだった。当時の僕は東京ではある程度のレベルだったが、全国で見ればそんなにすごい投手ではなかったと思う。その中で都立高という環境で育ってきたことや、身体能力の高さを評価してもらえたということだった。

 当時の編成部長の加藤(康幸)さんは「投手で伸びなかったら野手転向させる」ともおっしゃっていたので、そういったところも評価していただいたようだ。

(「パ・リーグ インサイト」鈴木優)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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