日本と比較で大炎上「弱い感じがする」 韓国の英雄がWBC代表を批判…編成に疑問符

レンジャーズ時代の秋信守【写真:Getty Images】
レンジャーズ時代の秋信守【写真:Getty Images】

チュ・シンスが高齢化した韓国代表を批判「以前より弱い」

 かつてレンジャーズなどでプレーし、現在は韓国プロ野球のSSGに在籍するチュ・シンス(秋信守)外野手が、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する韓国代表の構成を批判したとして騒ぎになっている。米テキサス州の韓国系コミュニティのラジオに出演し「野球ファンの立場からみれば、今回のWBCの(韓国の)戦力は残念だ。日本はドリームチームだというのに……」と語ったもの。韓国の各メディアが伝えている。

 チュ・シンスは釜山高を卒業後すぐ米国に渡り、マリナーズ、インディアンス、レッズ、レンジャーズで16年間プレー。メジャー通算1671安打、218本塁打を記録したまさに伝説的存在だ。2021年からは韓国に戻り、SSGで今も現役を続けている。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」が「チュ・シンスの破格の“正直な発言”はなぜファンの非難を浴びるのか」という記事で伝えたところによると、インターネットでの中継を通じてこの発言は韓国国内にも広まり「非難が広がった」としている。

 チュ・シンスは今回のWBC韓国代表チームについて「野球ファンの立場としては、今回のWBCの戦力は残念だ。日本はドリームチームだというのに、韓国は以前よりチームを組むと弱い感じがする。明らかにいい選手はたくさんいるのに……」と疑問符をつけている。

 問題にしているのは、ささやかれていることの多い高齢化だ。「日本だけをみても、国際大会ごとに新しい顔が非常に多い。でも韓国は……。同じ(35歳のベテラン)キム・ヒョンスだ。新たに選ばなければならない選手はもっといたはずだ」と話している。

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