屈辱の0票で即“脱落”決定 ヤ軍屈指の不良債権男に辛辣な声「詐欺師の殿堂入り」

元ヤンキースのジャコビー・エルズベリー氏【写真:Getty Images】
元ヤンキースのジャコビー・エルズベリー氏【写真:Getty Images】

3度の盗塁王エルズベリー氏はヤンキース移籍後に活躍できず

 米国野球殿堂は24日(日本時間25日)、2023年度の殿堂入り選手を発表し、フィリーズやカージナルスなどで通算316本塁打を放ったスコット・ローレン氏が選出された。ニューヨークメディアはヤンキースOBの殿堂入り候補選手の動向に注目。3度の盗塁王に輝いたジャコビー・エルズベリー氏は得票率0%に終わり、来年以降の資格も喪失となった。

 エルズベリーは2007年にレッドソックスでメジャーデビュー。2008、2009年と2年連続で盗塁王に輝き、2013年にも52盗塁でタイトルを獲得。同年オフに7年総額1億5300万ドルの大型契約でヤンキース入りした。しかし、2018年以降は度重なる故障でメジャー出場なし。移籍6年目の2019年オフに契約解除となった。

 ボストンでは輝かしい活躍を見せたが、ニューヨークでは今ひとつ。エルズベリーの殿堂入り投票結果を伝える地元放送局「SNY」の投稿には、ファンから「ジャコビーはそんなに悪い選手ではなかった」「その男は絶対に1票も得ることはない」「それは当然」などとコメント。MLB公式サイトのヤンキース番ブライアン・ホック記者には「いずれにせよジャコビーは詐欺師の殿堂入り」「哀れなエルズベリー」と厳しいコメントが並んでいる。

(Full-Count編集部)

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