大谷翔平が“未来の本拠地”でデビューも 敵軍ファン心待ちにする初見参の舞台

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季は各球団が他の29球団と対戦するスケジュール

 メジャーリーグは今季からレギュラーシーズンのスケジュールが大きく変わり、各球団が他の全29球団と対戦する。MLB公式サイトでは「初めての場所でワクワクするようなニューフェイスが実現することになる」と特集。エンゼルスの大谷翔平投手がデビューを飾る敵地も紹介している。

 メジャー史を塗り替え続けている二刀流が、メジャー全球団と対戦する。打席には立ったことはあるが、マウンドは未経験の敵地も多い。

 中でも、メッツの本拠地シティ・フィールドでは今季が初見参となる。試合は8月25~27日(日本時間26~28日)に組まれており、MLB公式は「オオタニはヤンキースタジアムではプレー経験があるが、華やかなシティフィールドでは打席に入ったこともマウンドに立ったこともない」と強調。そもそもメッツといえば次の移籍先として度々取り上げられているだけに、“未来の本拠地”でのプレーとなるかもしれない。

 エンゼルスと同じア・リーグでは、レイズのトロピカーナ・フィールドやガーディアンズのプログレッシブ・フィールド、ロイヤルズのカウフマン・スタジアムなどで打者の経験こそあれどマウンドは未経験。敵地ファンが“リアル二刀流”を実際に目の当たりにする可能性は十分にある。

 ナ・リーグでは、強力打線を誇るパドレスの本拠地ペトコパークでの登板が期待される。試合は7月3~5日(同4~6日)。現地4日は米独立記念日でもあり、MLB公式は「独立記念日の花火といえば、ペトコパークでオオタニが初めてソト、タティス、マチャドやボガーツらを相手にマウンドに立ったら?」と取り上げた。

 たとえ敵だとしても、一生に一度は見ておきたいリアル二刀流。各球団のファンには、別の楽しみが待つシーズンになる。

(Full-Count編集部)

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