韓国で“無双”も日本で失速 わずか6試合登板…波瀾万丈の元燕左腕が掴み損ねた成功

前ヤクルトのアンドリュー・スアレス【写真:Getty Images】
前ヤクルトのアンドリュー・スアレス【写真:Getty Images】

前ヤクルト・スアレスはNPB未勝利、カージナルスとマイナー契約を結んだ

 カージナルスは27日(日本時間28日)、前ヤクルトのアンドリュー・スアレス投手とマイナー契約を結んだ。2月のスプリングトレーニングには招待選手として参加する。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は30歳左腕の波乱万丈のプロ生活を振り返っている。

 スアレスはジャイアンツ時代の2018年に先発として7勝をマーク。その後はメジャーで結果を出せなかったが、2021年には韓国プロ野球・LGで23試合登板して10勝2敗、防御率2.18と目覚ましい活躍を見せた。昨季所属したヤクルトでも先発として期待されたが、6試合登板で勝敗はつかず。防御率6.23と結果を残せずに自由契約となった。

 韓国球界では圧倒的な成績を残した。トレード・ルーマーズは「30歳のスアレスは2021年にKBOのLGツインズで素晴らしかった」と紹介。ただ、日本球界では活躍できなかった。「(メジャー復帰に向けての)足がかりにすることを確実に望んでいただろう」「残念ながら、そう期待した通りには(うまく)いかなかった」と、2軍暮らしが長かったことについても伝えている。

 多くのファンもスアレスの去就に注目。カージナルス公式ツイッターには「スアレスがメジャーに戻るのは良いこと。KBOでの彼は素晴らしかった」「なぜKBOから獲得した選手のことに不満を言う人が多いんだ?」などとコメント。再び輝きを取り戻すことができるか。

(Full-Count編集部)

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