「ここ2年優勝できていない」 新守護神が語る鷹の“現状”「強い気持ちで入団した」

入団会見に臨んだソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:藤浦一都】
入団会見に臨んだソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:藤浦一都】

昨季ロッテで10セーブ 2019年にはMLBセーブ王

 ソフトバンクは30日、ロベルト・オスナ投手とウイリアンス・アストゥディーヨ内野手の入団会見をPayPayドームで行った。守護神としての活躍が期待されるオスナはホークスの印象に「ここ2年間優勝できていないのもわかっている。話をいただいた時に優勝に貢献したいという強い気持ちがあって、今回入団させていただきました」と語った。

 オスナはメキシコ出身の27歳。メジャー時代の2019年、アストロズで38セーブを挙げて最多セーブに輝いた。昨季途中にロッテに加入すると、29試合に登板して10セーブ、防御率0.91。圧倒的な成績を残して、今季はホークスでプレーすることを選んだ。

 改めて自身の持ち味を「相手に対して向かっていく投球。自分たちのチームメートにも試合に向かっていく姿勢というか、鼓舞していけるのも自分の強さだと思っている」と語る。守護神としての期待も「モチベーションになっているのは間違いない。優勝しないといけない。契約を始めた段階から(優勝という)話があったので、高いモチベーションになっている」と受け止め、ここにきた。

 ロッテ時代からラーメン好きでも知られるオスナ。福岡といえばラーメンが有名な町でもあり「本当に大好きですし、昨日機会があったので食べました。日本の食事は好きなので、これから試していきたい」と明かす。感想を問われると、日本語で「美味しい」と笑顔で話した。

 藤本監督は昨季24セーブを挙げたリバン・モイネロ投手を「8回の男」とし、オスナに守護神を託す考えを明かしている。実績十分の右腕が、ホークスの9回を締める。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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