胸躍らせた20年前「お気に入りはイチローだった」 “同僚”になった28歳が語る愛

マリナーズに加入したクーパー・ハメル(左)と現役時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズに加入したクーパー・ハメル(左)と現役時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

イチローは日米のヒーローに変わりなし

 今オフにダイヤモンドバックスからマリナーズへトレードで移籍したクーパー・ハメル外野手が、地元ラジオ局「シアトル・スポーツ710AM」で、球団のレジェンド・イチロー氏(会長付特別補佐兼インストラクター)への思いを語っている。少年時代を思い返し「イチローは僕の大好きな選手だった」と懐かしんだ。

 シアトルから車で3時間ほどのオレゴン州ポートランド出身のハメルは、マリナーズの本拠地(当時セーフコフィールド)に観戦に訪れる野球少年だっという。メジャー歴代最多タイ116勝を挙げた2001年をはじめ、2000年代前半のチームに胸を踊らせた。

 自宅には懐かしい“お宝”が眠っていたという。「両親が最近引っ越しをしたんだけど、その時に古い箱を取り出して、そこにジェイミー・モイヤーやイチロー、ケンジ・ジョウジマ(城島健司)のTシャツが入っていたんだ。(ほとんど)全部持っていたよ」。28歳は少年のように目を輝かせる。

 特に心を奪われたのが、背番号51。「僕のお気に入りはイチローだった。彼の姿を見るのが楽しみで、プレーが好きだった」と、日米通算4367安打を記録したヒットマンの勇姿を追っていた。さらには「今年の春に彼(イチロー)と一緒に練習するチャンスを得るのだから、本当に最高だよね」と“チームメート”になったことい大興奮。スプリングトレーニングを心待ちにしていた。

(Full-Count編集部)

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