元鷹助っ人が日本に感謝「たくさん学んだ」 WBCキューバ代表に「経験を伝える」

昨季までソフトバンクでプレーしたジュリスベル・グラシアル【写真:藤浦一都】
昨季までソフトバンクでプレーしたジュリスベル・グラシアル【写真:藤浦一都】

ソフトバンク退団のグラシアル、母国メディアに語った日本野球

 昨季限りでソフトバンクを退団したジュリスベル・グラシアル内野手が、母国キューバのメディアに日本で過ごした5年間への感謝を述べている。ラジオ局「Radio Rebelde」が「グラシアル『日本が私を変えた』」という記事で伝えている。

 記事はグラシアルが2019年、巨人との日本シリーズでMVPを獲得したことに触れ「彼はこの5年間。その国で多くのことを学んだと認めている」としている。

 グラシアルは「たくさんのことを学んだ。規律、集中力、技術的なレベル。NPBでプレーするのは素晴らしい経験になっている」と日本野球のレベルの高さで成長できたと語り、「人々も特別だ」と、日本社会への感謝も口にしている。

 この記事は1月22日(日本時間23日)に公開されており、その後グラシアルは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦うキューバ代表にも選出された。グラシアルは、亡命選手の参加も解禁された代表チームでのプレーを「MLBのような、よりレベルの高いところでプレーする選手たちも今回は出場する。彼らのことを兄弟のように歓迎するつもりだ」と楽しみにしている。

 さらに「私には、日本のようなトップリーグでプレーした経験がある。その経験を若い世代に伝えることができる」と、代表のレベルアップと、若い世代への橋渡しに尽くすつもりだという。

(Full-Count編集部)

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