「ジムに通え」巨漢球宴投手が“ダイエット指令”に激怒 OB大炎上の場外戦

ブルージェイズのアレク・マノア【写真:ロイター】
ブルージェイズのアレク・マノア【写真:ロイター】

巨漢の球宴投手が激怒「私の練習理念を理解しない部外者だ」

 ブルージェイズの先発陣を支えるアレク・マノア投手と、メッツOBで捕手だったアンソニー・レッカー氏の間に“場外戦”がぼっ発だ。レッカー氏が巨漢のマノアに「もう少しジムに通うようにしてくれ」と番組で口にすると、マノアは自身のツイッターで「私を理解しない部外者」と応戦。キャンプ入りを目前に、きな臭い空気が漂っている。

 マノアは昨季31試合に先発登板し、16勝7敗、防御率2.24という好成績を残す飛躍の1年を過ごした。初めて球宴にも選出され、チームの顔になりつつある。身長198センチ、体重129キロという巨体で、人気も出てきている。

 なぜ、順風満帆なはずのマノアが激怒したのか。レッカー氏は米放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」で「私はアレクのことを愛している。でも、もう少しジムに通うようにしてくれ。継続的に」などと一方的な“ダイエット指令”を出したのがきっかけだ。

 これに対してマノアは自身のツイッターに「アンソニー・レッカーよ。私の仕事はあなたを喜ばせることではない。あなたは、私のことを理解していないか、私の練習理念を理解しない部外者だ。私がジムでやってきたことは、明らかにうまくいっている。数字を見ろ」と応戦、不快感を示している。

 マノアの激怒には伏線があった。昨年9月13日(日本時間14日)に、バッテリーを組むアレハンドロ・カーク捕手が巨体を揺らして一塁から本塁まで全力疾走する姿を見た、地元ラジオ局司会者のマシュー・ロス氏が「彼はスポーツにとって恥ずかしい存在。太っていて見た目が悪い」と発言。マノアはこの“デブ発言”に対し「恥ずかしいのは、マシュー・ロスというMLBでプレーしたことがないヤツが、偏見をまき散らしていることだ」と激怒していた。今回、マノア本人に向けられた発言に、我慢がならなかったようだ。

(Full-Count編集部)

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