全球団対戦変更の理由は「大谷翔平」 二刀流をどこでも…米記者熱弁「あなたの街で」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB日程改定で“伝説の試合”を各地で

 メジャーリーグは今季からレギュラーシーズンのスケジュールが大きく変わり、各球団が他の全29球団と対戦する。同地区対決が減った一方で、インターリーグ(交流戦)の試合数が倍増。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者は、エンゼルス・大谷翔平投手がスケジュール変更の理由だと主張している。

 今回の変更では同地区球団の試合数を76試合から52試合に減らし、リーグ内の他地区の対戦も66試合から64試合に減らした。ただ、インターリーグは20試合から46試合と大幅に増え、各球団が全29球団と対戦する。1997年にア、ナ両リーグの交流戦が導入されて以降初めて。スターク記者は大谷が変更のきっかけだと“熱弁”を振るった。

「見てくれ、これが現実だ。野球は地域的なスポーツだ。こうあなたに説得できるかもしれない。ヘイ、オオタニはスーパーヒーローだ。夜更かしして、彼の試合を見る夜があってもいいだろう。でも、彼を見つけるために、MLBアプリを開く必要はない。来週あなたの街でプレーする」

 今回の日程改定について、MLB業務戦略室長のクリス・マリナック氏は「我々には素晴らしい選手がいて、全国的に話題になる選手がいる。彼らができるだけ多くのファンの前でプレーすることで、彼らのストーリーを届けることができる」と説明する。二刀流の大谷は、各地のファンが注目する選手のひとり。投手の大谷も、打者の大谷も……。今回の改定で各地で「伝説」を目撃できることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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