WBC大物選手に辞退者続出 214億円外野手も欠場、通算391セーブ男は決勝Rから参戦か

Rソックスのケンリー・ジャンセン(写真は昨季)とツインズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】
Rソックスのケンリー・ジャンセン(写真は昨季)とツインズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】

ニモは8年214億円契約を結んだばかり、ジャンセンは決勝ラウンドから参戦の可能性

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場が見込まれていた大物選手に欠場選手が相次いでいる。プエルトリコ代表を辞退したツインズのカルロス・コレア内野手に続いて、メッツのブランドン・ニモ外野手がイタリア代表での出場を取りやめた。米メディアが伝えている。

 29歳のニモは昨季151試合出場して打率.274、16本塁打、64打点をマーク。これまで故障に苦しんできたが、今オフに8年1億6200万ドル(約214億7000万円)の契約を結んだばかりだった。MLB公式サイトのメッツ番アンソニー・ディカモ記者は「ニモはWBCに出場しない。2017年大会はイタリア代表としてプレーしたが、来月は復帰しない」と報じた。

 オランダ出身で、このオフにレッドソックス入りした通算391セーブのケンリー・ジャンセン投手は1次ラウンドから出場せず、マイアミでの決勝ラウンドに進出した場合に参戦する可能性があるという。地元ラジオ局「WEEI」ロブ・ブラッドフォード記者は「報道によると、ケンリー・ジャンセンはWBCオランダ代表として最初からプレーする計画はない。マイアミでの準決勝に進んだ場合、チームに合流するかもしれない」と伝えた。

 この日、ツインズのカルロス・コレア内野手がプエルトリコ代表での出場を辞退したと米メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。妻・ダニエラさんが大会期間中に第2子を出産予定だという。各国の最終メンバーは9日(日本時間10日)にMLBネットワークの番組内で発表される。理由はそれぞれだが、大物選手の辞退が相次いでいる。

(Full-Count編集部)

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