大谷翔平は“伝説の外野手”すら超える? 人気司会者の持論にファン賛同「正解」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「MLBネットワーク」の番組の番組で“GOAT”について議論

 メジャー史を塗り替え続けているエンゼルスの大谷翔平投手は、過去の偉人たちすら凌駕するとの声も少なくない。放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」では、人気司会者グレッグ・アムシンガー氏と解説者2人が「GOAT(Greatest Of All Time)」について議論している。

 元本塁打王のカルロス・ぺーニャが推したのは、史上最高の中堅手と呼ばれるウィリー・メイズ。1950年代から70年代にかけて活躍し、本塁打王4度、首位打者1度、盗塁王4度、MVP2度の実績を誇る伝説の選手で「中堅の守備が見事で660本塁打を打った。1956年から1965年まで毎年40本平均。今の時代でもあの時の成績を出せると思う」と力説する。

 通算136勝のロン・ダーリング氏も賛同。「メイズのプレーを当時見ていた知人たちがみな、彼はグラウンドで見た史上最高の選手だったというので、メイズを選ぶ」と言う。すでに過半数の2票を集めたが、アムシンガー氏は「この議論をかき回そうとしているのではないんだ」とした上で大谷の名前を挙げた。

「今年MVPとサイ・ヤング賞を同時受賞すると私は予想する。ショウへイ・オオタニは我々が見てきた中で最も才能ある選手だ。私からすると彼ひとり抜きんでている」と強調。投打で超一線でいる奇跡的な存在だとして「彼は今まで我々が見てきた中で最高の選手だ」と言葉に力を込めた。

 この意見にファンは「グレッグ、すべて正解」「オオタニで同意。今GOATでなくても、ゆくゆくはGOATとして記憶される」「オオタニがGOATかどうか議論するのは10年早いけど、彼がGOATだという思考プロセスは理解する」と多数が賛同。時代を超えて比較することは難しいが、なによりまだ大谷は現役。これからどれだけ歴史を塗り替えていくのか、注目せずにはいられない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY