低迷のエ軍に「とてつもない後押し」 PO進出のキーマン…悩める29歳大砲が“全快宣言”

エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ【写真:ロイター】
エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ【写真:ロイター】

ウォルシュ「スプリングトレーニングが今日始まったとしても、問題ない」

 エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ内野手が復活へ順調にリハビリを進めている。米専門局MLBネットワークのラジオ番組で自身の回復状況をアップデート。「調子はいい。100%の状態かわからないけど、スプリングトレーニングが今日始まったとしても、問題ないよ。全てのドリル(基本練習)だってするだろうし、フィールドにも立てるし、送球もするだろう」と全快宣言した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えている。

 29歳のウォルシュは2021年にオールスター戦に選出されて29本塁打をマーク。しかし、昨季は6月にサイクル安打を達成したものの、後半戦は打撃不振に。8月末に胸郭出口症候群のために戦線離脱した。打率.215、15本塁打、44打点と不本意な成績に終わった。トレード・ルーマーズは「もしウォルシュに病気の影響がなく、2022年のようなシーズンを忘れ去ることができれば、エンゼルスにとっては、とてつもない後押しとなる」と期待を込めた。

 仮にウォルシュが復活できなければ……。同メディアは新加入のブランドン・ドルーリー内野手やマイナー契約で獲得したジェイク・ラム内野手に期待した。「マイク・トラウトやショウヘイ・オオタニのようなスーパースターが在籍しているものの、もう何年も勝つことに苦労している」と評されるエンゼルスは、ウォルシュと共に巻き返すことはできるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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