バレンティンやマイコラス、キューバ勢も…WBCに“日本経験者”ズラリ、侍Jの難敵に

元ヤクルトのウラディミール・バレンティン、カージナルスのマイルズ・マイコラス、中日のライデル・マルティネス【写真:荒川祐史、Getty Images】
元ヤクルトのウラディミール・バレンティン、カージナルスのマイルズ・マイコラス、中日のライデル・マルティネス【写真:荒川祐史、Getty Images】

プエルトリコ代表にDeNAソト、米国代表には元巨人マイコラス

 3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場する20の国と地域の最終ロースター30人が9日(日本時間10日)、米専門局「MLBネットワーク」で発表された。各チームのメンバーを見ると、NPBでプレーする助っ人ら日本にゆかりがある選手が多数。侍ジャパンにとっては、手の内を知られた難敵になるかもしれない。

 キューバには、OBも含めたNPB経験者が実に10人もメンバー入り。中日の勝利の方程式を担うライデル・マルティネスと、ジャリエル・ロドリゲス、ソフトバンクのリバン・モイネロら強力な助っ人たちが名を連ねた。米国代表には、元巨人のマイルズ・マイコラス。ラウンドごとの入れ替え要員となる指名投手枠に、元ソフトバンクのニック・マルティネスが入った。

 オランダでは、元ヤクルトのウラディミール・バレンティンが38歳にして代表入り。昨年には「WBCが終われば、引退することになると思う」と明らかにし、大会後にユニホームを脱ぐ意向を示している。プエルトリコ代表には、2018年から2年連続で本塁打王に輝いたDeNAのネフタリ・ソトの名もあった。

 日本と同組の中国には、昨季限りでソフトバンクを戦力外となった真砂勇介が代表に名を連ねた。さらに豪州は、2006年に阪神でプレーした45歳のクリス・オクスプリングを指名投手枠で登録。日本のファンにとっては懐かしい面々が並び、侍ジャパンの試合以外にも楽しみが増えそうだ。

(Full-Count編集部)

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