42歳迎える和田毅が“開幕投手”候補 「僕の一押し」…鷹指揮官が託したい理由

ソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
ソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】

藤本監督がオンラインで取材に対応 開幕投手候補に和田の名前を挙げる

 ソフトバンクの藤本博史監督が10日オンラインで取材に応じ、開幕投手候補として大ベテランの和田毅投手を挙げた。石川柊太投手や東浜巨投手の名前も挙げながら「僕の一押しは藤井と和田です。これは僕だけの一押しです」と、監督なりの考えを明かした。

 和田は2月21日で42歳を迎える。指揮官が理由として挙げたのは、普通なら3月31日の開幕戦に先発した投手が次に投げることになる4月7日に試合がないことで「一番引っかかっている」と口にする。先発ローテーションの再編を強いられるところだが、もともと和田は登板間隔を空けることを想定しており「和田の場合は2、3回投げたら間隔を空けている。去年もそうだったけど、(今季も)そうやろうという話は投手コーチとできているので」と理由を続けた。

 開幕投手の史上最年長は1998年の大野豊(広島)の42歳7カ月。和田が開幕投手となれば、2017年以来5度目となり指揮官は「和田と話し合ったら『僕じゃないでしょう』とオフの時に言われたし。でも和田もそういうつもりで作ってくれているので、和田になる可能性もある。誰というのは決められない」と今の心境を明かした。

 キャンプの第3クールには紅白戦も入ってくる。最終的に指揮官は「投手コーチが一番近くで見ているので。投手コーチの意見を重視したいとは思っています」としたが、大ベテランが開幕のマウンドに立つかもしれない。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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