ダルビッシュ、侍J最年長も「気にしていない」 戸郷には賛辞「奪三振王の理由ある」

キャッチボールで調整した侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:荒川祐史】
キャッチボールで調整した侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:荒川祐史】

宮崎市内で巨人勢とキャッチボールなどで汗を流した

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に侍ジャパンの一員として出場するダルビッシュ有投手が16日、宮崎市内で自主練習を行った。巨人の戸郷翔征投手らと汗を流し「凄く寒かったので動きはそこまで良くなかったですけど、ほかの選手のキャッチボールとか見られてよかったです」と振り返った。

 前夜は巨人勢と食事に出掛けて野球談議に花を咲かせたそうで「やはりみんな凄く真面目ですし、野球に関して凄く真摯に取り組んでいるなと思いました」と話した。

 キャッチボールでは戸郷から質問を受けてアドバイスを送る場面も。「ツーシームだったりフォークだったりをどう投げているとか、どういう風な回転をかければどういうふうに曲がりやすいっていうのは話していました」と明かすと、22歳右腕について「映像は見ましたけど、凄く真っ直ぐもフォークもいいですし、昨年奪三振王だと思うんですけどその理由はしっかりあるなという感じでした」と絶賛した。

 侍ジャパン最年長の36歳。国際大会の経験も豊富なメジャーリーガーは「引っ張っていこうという気は全くなくて、チームなので自分の年齢というのはもちろん気にしていないですし、ずっとアメリカにいるので、だからみんなで仲良く、一緒にお互い引っ張っていくというのが良いのかなと思っています」と意気込みを口にした。

【実際の場面】早くも“ダル塾”が開講… 宮崎入りしたダルビッシュ有が巨人・戸郷にアドバイスを送る様子

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