247億円“最強右腕”が新天地でまた怪我 キャンプ初日に不在…“デビュー”はいつ

レンジャーズに加入したジェイコブ・デグロム【写真:Getty Images】
レンジャーズに加入したジェイコブ・デグロム【写真:Getty Images】

メッツからレンジャーズへ移籍のデグロム、故障禍はどこまで続く…

 レンジャーズのジェイコブ・デグロム投手が左脇腹の張りを訴え、“新天地デビュー”が遅れる見通しとなった。昨季まで所属していたメッツ地元紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えた。

 スプリングトレーニングが始まったばかりだが、「また健康の問題を抱えている。一番最近のブルペンでの投球練習の後、左脇腹に張りを訴えたのだ」という。アリゾナは寒く、まだキャンプ序盤ということもあり、クリス・ヤングGMは「1日か2日、新しいチームでの初めての練習への参加を控えることにした」と説明した。

「3月30日(開幕日)に備えるほうが大切だ。彼は負けず嫌いで練習に参加したがっている。今回は彼というより私の判断だ」「ゆっくりやっていきたい」とヤングGM。デグロムはオフにメッツを捨てて、5年1億8500万ドル(約247億7000万円)のFA契約でレンジャーズに加入した。この契約には6年目のオプションもついていて、最大2億2200万ドル(約297億3000万円)になる可能性がある。

 サイ・ヤング賞2度を誇る剛腕も、現在34歳で最近は故障がち。メッツでの最後の3年間はたった38先発しかできず、昨季はスプリングトレーニング中に右肩甲骨に疲労反応が起きて8月2日まで登板がなかった。新チームで迎える初登板はいつになるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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