藤浪晋太郎を首脳陣絶賛「通用する」 GMら集結も緊張なし「阪神でもたくさんの方が」

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:編集部】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:編集部】

キャンプイン後初のブルペンで40球「ストレートも変化球も全体的にいいバランスで」

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州メサの球団施設でキャンプイン後初のブルペン投球を行った。真新しい背番号11のユニホームに袖を通し、多くの首脳陣が見守る中で40球。上々の投球内容に藤浪も「ある程度コントロールできていましたし、ストレートも変化球も全体的にいいバランスで投げられた」と自己評価した。

 フォーストGMら20人以上の球団関係者が見守る中でも、藤浪は物怖じすることなく腕を振った。まずはノーワインドアップで30球を投じると、セットポジションでも10球。スプリットやカットボール、スライダーなどすべての変化球を交えて計40球を投げ込んだ。体感気温5度と冷え込む中、多少のばらつきはあったが「全体的に良かった。阪神でもいつもたくさんの方が(ブルペンを)見ていたので、改めて緊張するということもないですかね」と淡々と話した。

 ブルペン入りする際には、キャンプ初日にはお目見えすることのなかった背番号11のユニホーム姿をお披露目。鮮やかな緑がベースのユニホームを身にまとい、「色の付いたユニホームを着るのが初めてだったので、似合ってるかなと思いながら投げてました」と、はにかんだ笑みを見せた。 

 投球の合間には、エマーソン投手コーチと今季から導入されるピッチクロック(投球間の時間制限)や足の使い方について意見交換。同コーチは「彼の才能はメジャーリーグでも通用する。明確な意図を持って直球を投げられていたし、カットしたり沈んだりといい動きをしていた。スプリットも低めに投げられていて良かった」と高い評価を口にした。今後は22日(同23日)に打者を立たせての実戦形式に登板し、状態を見ながらオープン戦登板へと進んでいく。

(Full-Count編集部)

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